4系統出力のパワーパックを、自分用に作る。(その10)

2024年05月31日 12時00分 正午の月齢:23.4  月名:真夜中の月  潮汐:小潮 月齢:23.4[真夜中の月] 潮汐:小潮
3日前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

テスターであちこちの電圧や抵抗を測定したり、LEDにCRDをつけたものを出力端子につないでチェックしたりしていたのですが、4番回路(黄色電圧計)の様子がどうもおかしいのです。電圧計の数字は正しいぽいけれど、どこかでショートしているような。LEDが点灯しないとか、他の回路の電圧計の数字がふっと暗くなる(過大な電流で電圧降下?)とか。さらにそのうち可変抵抗器のつまみをグリングリン回してもずっとアダプタの電圧(約15V)を表示したままになりました。コレクタからエミッタにずっと電流が通ってる?!

2SD1830をつなぐ

ちょっとトランジスタが怪しいので、基板とトランジスタをケースから外して、前回の残りでストックしていた2SD1830をつないでみました。

テスト

すると、問題なく作動したのです。トランジスタが故障したってことで結論付けていいのかな。そんなこんなで、1番から3番回路は2SD1415だけど4番だけ2SD1830という仕様になりました。それから、おまじないとして基板のGNDからケースにボディアースの線を追加しておきました。

LEDを点灯させてみたり、PC用のファンを回してみたり、負荷テストをしてみたけれど大丈夫みたい。ごくたまに、負荷をかけて動いている回路じゃない、可変抵抗器をいちばん左(最大抵抗値)にして0Vのはずの回路の電圧計がふっと0.18Vくらいになることがあります。ちょっと気にはなるけれど、実害はないみたいだからまぁいいか。

負荷テスト

前回のステッカーが偶然見つかったので貼っておきました。「如意宝珠version2024」です。

銘板

これで「完成した」といっても大丈夫かな。試しにちょっと車両を走らせてみましょう。

試運転

EH10を使って確認したところ、4つの回路とも正常に作動しました。走行中に方向スイッチを中立にすると電圧が1.3Vくらい上がります。ということは逆に走行中は1.3Vほど電圧降下しているってことですね。思っていたより多いなぁ。いや単にダーリントン接続のトランジスタを使っているからか。(←ちゃんと理解していない)

10回にわたって連載してきたパワーパック製作記もこれにて完結です。

さて、今回も(っていうかいつもだけど)ヤツは来ました。

ミコが来た

レールを組み立て始めると、家の中のどこにいてもすぐに駆けつけてくる…。

4系統出力のパワーパックを、自分用に作る。(その9)

2024年05月29日 12時00分 正午の月齢:21.4  月名:二十二日月  潮汐:小潮 月齢:21.4[二十二日月] 潮汐:小潮
5日前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

部品をはんだ付けして、裏面の配線も終わりました。はんだボールのようになっている部分は、部品の足の余った部分を目玉型に曲げてはんだを盛り盛りした接続端子(?)です。

部品のはんだ付け

絡まないように、間違えないように、つないでいきましょう。まずは基板のGNDから電源ジャックの-端子へ。

仮につないで動作確認してみます。電圧計に電圧が出てきましたー。つまみをグリグリすると電圧が変わります。ちゃんと機能しているようですね。

動作確認

それではケースに基板を固定しましょう。まずはスペーサーを入れて…

基板固定のための準備

ナットで基板を固定します。

基板の固定

基板とトランジスタの配線をします。

電線をつなぐ

部品どうしがぶつからないか、いったんケースを閉じて確認しましょう。

ケースを閉じてみる

今のところ上手くいっている感じですね。ということは完成なのかな。

4回路の確認

ちゃんと機能しているようなので完成したと思ったのですが…

4系統出力のパワーパックを、自分用に作る。(その8)

2024年05月27日 12時00分 正午の月齢:19.4  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.4[更待月] 潮汐:中潮
7日前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

トランジスタを底面に設置したので、次は基板を作っていきます。裏面の配線を考えながらまずは表面に部品を差し込んでみました。基板のど真ん中に背骨のようにGND(-極)が通る感じ。可変抵抗器の2番端子からこの基板に入り、固定抵抗を通っていったん基板の中央あたりで抜けてトランジスタのベースに向かいます。エミッタからの線が電解コンデンサの直前で再び基板に入ってきて、ポリスイッチを通りトグルスイッチに出ていきます。

部品を配置してみた

次に高さの確認。ポリスイッチや電解コンデンサのように高さがある部品は、トグルスイッチと電圧計の間に来るようにしたら問題なさそうです。

高さを確認してみた

それでは、はんだ付けしていきましょう。

4系統出力のパワーパックを、自分用に作る。(その7)

2024年05月24日 12時00分 正午の月齢:16.4  月名:立待月  潮汐:大潮 月齢:16.4[立待月] 潮汐:大潮
1週間前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

それでは下回り。下面に穴をあけていきます。3mmの穴を開けたあとで6mmのドリルを当てて面取りしました。

下面に穴あけ

放熱シートをはさんで、長すぎる足を切って、トランジスタをつけてみました。ワッシャーはステンレスのものをそのまま使用。

トランジスタの取り付け

基板の乗る部分とトランジスタの位置関係はこんな感じ。

下面の穴あけ終了

ちなみに2SD1415の足配置はBCE、ベースとエミッタを間違えないようにしないとね。

2SD1415

 

4系統出力のパワーパックを、自分用に作る。(その6)

2024年05月22日 12時00分 正午の月齢:14.4  月名:十五夜  潮汐:大潮 月齢:14.4[十五夜] 潮汐:大潮
2週間前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

作業の速度がとても遅くなっているけれど、寝る前に何らかの作業をすることにしています。

可変抵抗器、トグルスイッチまわりの線を処理しましたー。

ケース側配線完了

これでケース上回りの配線は終わりました。かなりごちゃごちゃして機械感が出てきたかな。基板たちにつながる予定の12本の線(+出力・-出力・ベース入力が4本ずつ)がびろーんと出ています。

次はいよいよ下回りを作っていきます…が、数日あいてしまうかも。

4系統出力のパワーパックを、自分用に作る。(その5)

2024年05月20日 12時00分 正午の月齢:12.4  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.4[十三夜] 潮汐:中潮
2週間前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

ケースに取り付けた電圧計のパテがしっかり固まったようなので、配線をしてみました。赤線と黒線を電源のジャック部分につなげたので、ACアダプターを差すとすぐに電圧計が光ります。

電圧計の配線

黄線はトグルスイッチの+出力部分へ。ついでに余った線を使って、方向切り替え用の渡り線も配線しておきます。

では電圧計を光らせてみましょう。

電圧計の点灯確認

最近自分が買ったモノをすぐに忘れてしまうのですが、点灯してびっくりしたのがセグメントの色がバラバラだったこと。購入履歴を調べてみたらたしかに「LEDデジタル電圧計 【4枚組】デジタルディスプレイ電圧テスター 電圧メーター 高精度、LED表示、小型、回路テスト、電圧測定に最適」に、

【パッケージ】異なる色(赤、青、緑、黄)のデジタルDC電圧計ヘッド4個をお届けします(寸法:約30*11.7*9.2mm)。

って書かれていました。やっぱり4色だったのね。

色ごとに光り方にバラツキがあって、悪く言えば統一感がないんだけど、良く言えばにぎやかでサイバーパンクなコントローラーになりました。もう少し松本メーター(零士メーター)に寄せたデザインにしてもよかったかな。

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